サイト/倉阪鬼一郎

2005年7月31日
私は、一度読み始めた本は
どんなに面白くなくても一応最後まで読む、
というのを自分に義務付けております。
読書暦20年、破る事もなく読んで参りました。

これは20年目にして初めて投げ出した本です。

夢と現実が混じっていくタイプのホラーなのですが
人物描写・夢の話・サイトの話・心の移り変わり。
どれを取っても読めたものではありませんでした。
筋の必然を求めてはいけない小説なのでしょうか。
あまりに辛くて途中で匙を投げました。
ラスト近くなら何とかなってるものかと後ろの方も見ましたが
同じ調子で物語が終わっていかれるようだったので
再読はしないでおきました。
この本は正直お勧めできません。



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