ISBN:4120035913 単行本 小池 真理子 中央公論新社 2005/01/22 ¥1,575
どうした小池真理子!
突然死んだ親友の、愛人(古い言い方するとプレイボーイ)との
恋にずるずるはまって行くキャリア、エリカの話。
プレイボーイ湯浅に幻滅しながらも
彼に心の足りない部分を埋めてもらい、湯浅にはまって行く。
かぁぁぁぁぁ。腹の立つ話だ!
小池真理子自体が物凄く上手な作家さんだからこそ頭に来る。
湯浅に翻弄されるエリカにも
セックスした後に内心冷めていく湯浅にも。
変に気持ちが判るから、気持ちの移り変わる描写が丁寧だから
妙に生々しく感じられてしまうのでしょうな。
ああ、もう!
自分の心は自分でどうにかするしかないのに。
足りない物を他で埋めようとするから無理が出てくるのに。
死んだ蘭子はそれが出来たから湯浅と続いた。
エリカは湯浅に埋めることを求めたから冷められた。
ああ、それだけの話なのに何故こんなに後味が悪い?
どんな女の人でもこの本への腹立ちはあるはず。
それはどうしてかと言われたら、
エリカの願いは大多数の女の人と同じだから。
★★★
どうした小池真理子!
突然死んだ親友の、愛人(古い言い方するとプレイボーイ)との
恋にずるずるはまって行くキャリア、エリカの話。
プレイボーイ湯浅に幻滅しながらも
彼に心の足りない部分を埋めてもらい、湯浅にはまって行く。
かぁぁぁぁぁ。腹の立つ話だ!
小池真理子自体が物凄く上手な作家さんだからこそ頭に来る。
湯浅に翻弄されるエリカにも
セックスした後に内心冷めていく湯浅にも。
変に気持ちが判るから、気持ちの移り変わる描写が丁寧だから
妙に生々しく感じられてしまうのでしょうな。
ああ、もう!
自分の心は自分でどうにかするしかないのに。
足りない物を他で埋めようとするから無理が出てくるのに。
死んだ蘭子はそれが出来たから湯浅と続いた。
エリカは湯浅に埋めることを求めたから冷められた。
ああ、それだけの話なのに何故こんなに後味が悪い?
どんな女の人でもこの本への腹立ちはあるはず。
それはどうしてかと言われたら、
エリカの願いは大多数の女の人と同じだから。
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