ISBN:4575235334 単行本 花村 萬月 双葉社 2005/09 ¥1,890
過食嘔吐の弥生と、書けない作家と、SMについて考える編集者。
過食嘔吐といえば、私にもどうも身に覚えがある。
誰にでも一度や二度はあるんじゃないだろうかしら?
私は自他共に認めるデヴなのだけれど、
19歳の頃、私は一番太っていた頃で(今26歳で−7?)
当時の彼氏とか仕事とか色々な事のストレスばかりがたまって
深夜にコンビニに駆け込んでガツガツ食べた。
そして、胃痛と食べてしまったストレスで気持ち悪くなって吐いた。
胃の中に何もなくなるとやっとホッとした気分になって
『ああ、これ以上太らなくて済んだ』と思った。
でも、私は過食嘔吐が癖にはならなかったんだよ。
なんでかってーと、2回目の嘔吐で眼球の血管が切れたから。
あ、血管切れたっていってもそんな怖い事じゃなくて
白目の部分が1/3くらい赤くなったのな。パッと見にはあんまり分からない感じだったけど
(あー、なんか見た目気持ち悪い。食べて吐くのって思った以上に体に悪いんだろうなぁ)
ってなんとなく思ったんだな。
で、深夜に食べる方を控えるようになったのだよ。
食べるから食べる方で癖付く、食べないなら食べない方で癖付く。
それ以来私は無理矢理吐く行為を一切してない。
あのときの私は弥生と同じだ。
満たされないのに自分では自分を満たしてあげられない。
独り善がりで行き詰まりだ。
欲求と、安易な逃避と、安易な自己救済と、懐疑。
私、この本を読んでよかった。
★★★★
過食嘔吐の弥生と、書けない作家と、SMについて考える編集者。
過食嘔吐といえば、私にもどうも身に覚えがある。
誰にでも一度や二度はあるんじゃないだろうかしら?
私は自他共に認めるデヴなのだけれど、
19歳の頃、私は一番太っていた頃で(今26歳で−7?)
当時の彼氏とか仕事とか色々な事のストレスばかりがたまって
深夜にコンビニに駆け込んでガツガツ食べた。
そして、胃痛と食べてしまったストレスで気持ち悪くなって吐いた。
胃の中に何もなくなるとやっとホッとした気分になって
『ああ、これ以上太らなくて済んだ』と思った。
でも、私は過食嘔吐が癖にはならなかったんだよ。
なんでかってーと、2回目の嘔吐で眼球の血管が切れたから。
あ、血管切れたっていってもそんな怖い事じゃなくて
白目の部分が1/3くらい赤くなったのな。パッと見にはあんまり分からない感じだったけど
(あー、なんか見た目気持ち悪い。食べて吐くのって思った以上に体に悪いんだろうなぁ)
ってなんとなく思ったんだな。
で、深夜に食べる方を控えるようになったのだよ。
食べるから食べる方で癖付く、食べないなら食べない方で癖付く。
それ以来私は無理矢理吐く行為を一切してない。
あのときの私は弥生と同じだ。
満たされないのに自分では自分を満たしてあげられない。
独り善がりで行き詰まりだ。
欲求と、安易な逃避と、安易な自己救済と、懐疑。
私、この本を読んでよかった。
★★★★
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