ISBN:4062124416 単行本 宮部 みゆき 講談社 2004/06/16 ¥1,890
ゲームは未プレイなので少し躊躇ったが
宮部みゆきの安定した筆力を信じて手に取った。
霧の城に生贄として捧げられる為育てられてきた角の生えた少年、イコ。
霧の城で大きな鳥かごに閉じ込められて居た少女ヨルダ。
言葉の通じない二人だが、
意思の疎通もままならないまま少年は少女の手を取って城の脱出を試みる。
なんだか賛否両論らしいけれど、
私は割と楽しんで読んだよ。大人の為の童話みたいだった。
城の仕掛け部分、謎解き、少し難解な単語の所為で頭の中でイメージするのがやや大変ではあったけれども
パステルな色が皆無なほど感じられない城の様子と
その中で一人だけ活きてるイコの生命力などが
私には見えた気がしたからだろうか。
こういった少年活劇は主人公の魅力ありきだと思うので
私はその点を評価したいよ。うん。
★★★☆
ゲームは未プレイなので少し躊躇ったが
宮部みゆきの安定した筆力を信じて手に取った。
霧の城に生贄として捧げられる為育てられてきた角の生えた少年、イコ。
霧の城で大きな鳥かごに閉じ込められて居た少女ヨルダ。
言葉の通じない二人だが、
意思の疎通もままならないまま少年は少女の手を取って城の脱出を試みる。
なんだか賛否両論らしいけれど、
私は割と楽しんで読んだよ。大人の為の童話みたいだった。
城の仕掛け部分、謎解き、少し難解な単語の所為で頭の中でイメージするのがやや大変ではあったけれども
パステルな色が皆無なほど感じられない城の様子と
その中で一人だけ活きてるイコの生命力などが
私には見えた気がしたからだろうか。
こういった少年活劇は主人公の魅力ありきだと思うので
私はその点を評価したいよ。うん。
★★★☆
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