ISBN:4087748030 単行本 伊坂 幸太郎 集英社 2006/03 ¥1,470
あと8年で地球に隕石が落ちてきて
君も私も死んでしまう事が分かったら、貴方、どうする?
な感じの短編集。
私はもう、このブログでも言ってる通り、
伊坂幸太郎を現代作家界の良心だと言い続けるよ。
この本の伊坂らしいところはね、『地球に隕石が落ちてくる』ことでもなくて
『落ちるまでに8年在る』でもなくて
『隕石が落ちる、と報道されてから5年後の世界』が設定舞台である処なのよ。
大体この手の話ってのは、隕石で皆死ぬ、と分かった時の人間の混乱と本性と混沌を描くもんだろうと思うのね。
で、敢えてそこを描かずに、人々の気持ちが落ち着いて
まぁ収まるべきところに落ち着いた5年後を描くのよ。
ここ伊坂の伊坂らしいところ。
終末を待つ人々の、それでも終わってない生活。
個人的にはココに至って妊娠した夫婦の話が印象深いなぁ。
あー、この作品読むのに仙台在住が羨ましいよ。
★★★★
あと8年で地球に隕石が落ちてきて
君も私も死んでしまう事が分かったら、貴方、どうする?
な感じの短編集。
私はもう、このブログでも言ってる通り、
伊坂幸太郎を現代作家界の良心だと言い続けるよ。
この本の伊坂らしいところはね、『地球に隕石が落ちてくる』ことでもなくて
『落ちるまでに8年在る』でもなくて
『隕石が落ちる、と報道されてから5年後の世界』が設定舞台である処なのよ。
大体この手の話ってのは、隕石で皆死ぬ、と分かった時の人間の混乱と本性と混沌を描くもんだろうと思うのね。
で、敢えてそこを描かずに、人々の気持ちが落ち着いて
まぁ収まるべきところに落ち着いた5年後を描くのよ。
ここ伊坂の伊坂らしいところ。
終末を待つ人々の、それでも終わってない生活。
個人的にはココに至って妊娠した夫婦の話が印象深いなぁ。
あー、この作品読むのに仙台在住が羨ましいよ。
★★★★
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