エスケイプ/アブセント
2007年2月12日 ★★★★
ISBN:4104669024 単行本 絲山 秋子 新潮社 ¥1,260
こんちはッ。もうすぐバレンタインですね。
バレンタインと言えば何処かで見たこのウタ、秀逸だと思いませんか。
ホラ、秀逸。
最近半年ほど間をあけてやっと読書が苦じゃなくなってきた。
ぼちぼち読書日記再開させようと思います。
ええ、自分が後に読み返す為に。
で、再開一発目はこの本。
絲山秋子と言うこの作家さん、実は本は初めてなの。
でも私、この人の事は結構知ってる。
ラジオで話してるのを何回も聞いたことがあるから。
さらりとカラッとした話し方をする人だった。
そんな先入観を持って読んだこの本。
句点で細かく区切られるアッサリとした独白調の本文に
著者の影が見え隠れしますなぁ。
内容としては、まぁ右とか左とかそういう活動に傾倒してた
主人公のそのアトの人生のお話。
40歳の主人公がエセ神父と出会って考えて、
それでも人生は続いていく話。
夢があっても思想があっても恋があっても
それが終わった後も人生が続いていく、そんな話。
リズムがよいので非常に読みやすいのだけれども。
序盤の方の主人公の科白。
というこの科白に私は「あざとさ」を感じたクチですわ。
狙いすぎだろ。空気は練り上げて出すもんじゃねぇでしょ。
ま、このセンスが合う方なら多分私の7倍は楽しめるんじゃないでしょうか。
★★★★
こんちはッ。もうすぐバレンタインですね。
バレンタインと言えば何処かで見たこのウタ、秀逸だと思いませんか。
妹が 義理だからねとチョコをくれ
君が義理なら どんなにいいか
ホラ、秀逸。
最近半年ほど間をあけてやっと読書が苦じゃなくなってきた。
ぼちぼち読書日記再開させようと思います。
ええ、自分が後に読み返す為に。
で、再開一発目はこの本。
絲山秋子と言うこの作家さん、実は本は初めてなの。
でも私、この人の事は結構知ってる。
ラジオで話してるのを何回も聞いたことがあるから。
さらりとカラッとした話し方をする人だった。
そんな先入観を持って読んだこの本。
句点で細かく区切られるアッサリとした独白調の本文に
著者の影が見え隠れしますなぁ。
内容としては、まぁ右とか左とかそういう活動に傾倒してた
主人公のそのアトの人生のお話。
40歳の主人公がエセ神父と出会って考えて、
それでも人生は続いていく話。
夢があっても思想があっても恋があっても
それが終わった後も人生が続いていく、そんな話。
リズムがよいので非常に読みやすいのだけれども。
序盤の方の主人公の科白。
俺は賛成でもアルカリ性でも無いぜ。
というこの科白に私は「あざとさ」を感じたクチですわ。
狙いすぎだろ。空気は練り上げて出すもんじゃねぇでしょ。
ま、このセンスが合う方なら多分私の7倍は楽しめるんじゃないでしょうか。
★★★★
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