ISBN:4840237158 文庫 紅玉 いづき メディアワークス 2007/02 ¥557
昔の私がおそらく初めて自分を捻くれものだと思った、
そのきっかけは『星の王子様』だった。
抽象的でもっともらしいことを言って
分かったような感じの雰囲気だけじゃない?と思った。
勿論今になって思えば、その頃より少しはましな読み方は出来るはずなのだが
それでも私の『星の王子様』に対するなんかもやもやした感情は依然として存在する。
そのもやもやは『絵本』を愛する大人に対するモヤモヤとほぼ同じで
バシッと文章に答えを出さず、なんだかわかったことようなことを言って、
結局読者が抽象的な言葉の意味を考える
禅問答のようなこのスタイルがどうも苦手なのだと思う。
さ、で。この本。オススメされたので読んでみた。
人里で虐待され奴隷として扱われてきたミミズクという少女と
迷い込んだ魔物の森で会った夜の王のお話。
ま、こんな悪筆の私が言うのもなんだけど、
物凄く文章が拙いっすね。句読点の打ち方がおかしい。
それも個性!と思える、テンポ作りの句読点じゃないのよ。
故に所々で妙な躓き感がある。
物語は、うん、ラノベと言うより児童小説。
悪い人が全然出て来ないというか理不尽な出来事が起こらないので
安心して読める。
ミミズクは可愛らしいし、感情移入もしやすい。
幸せになって欲しいと思える、こりゃ結構大事ですよね。
まぁ、残念ながらこの物語で泣けるほど私は心が綺麗ではなかった様だが、
それでも性善説を信じてみたくなるような物語だなぁ。
(あ、そういや私そうでなくても性善説支持派でした。)
あとはこれ、装丁の齎した勝利。
★★★★(星の王子様愛好家の皆様、ごめんね)
昔の私がおそらく初めて自分を捻くれものだと思った、
そのきっかけは『星の王子様』だった。
抽象的でもっともらしいことを言って
分かったような感じの雰囲気だけじゃない?と思った。
勿論今になって思えば、その頃より少しはましな読み方は出来るはずなのだが
それでも私の『星の王子様』に対するなんかもやもやした感情は依然として存在する。
そのもやもやは『絵本』を愛する大人に対するモヤモヤとほぼ同じで
バシッと文章に答えを出さず、なんだかわかったことようなことを言って、
結局読者が抽象的な言葉の意味を考える
禅問答のようなこのスタイルがどうも苦手なのだと思う。
さ、で。この本。オススメされたので読んでみた。
人里で虐待され奴隷として扱われてきたミミズクという少女と
迷い込んだ魔物の森で会った夜の王のお話。
ま、こんな悪筆の私が言うのもなんだけど、
物凄く文章が拙いっすね。句読点の打ち方がおかしい。
それも個性!と思える、テンポ作りの句読点じゃないのよ。
故に所々で妙な躓き感がある。
物語は、うん、ラノベと言うより児童小説。
悪い人が全然出て来ないというか理不尽な出来事が起こらないので
安心して読める。
ミミズクは可愛らしいし、感情移入もしやすい。
幸せになって欲しいと思える、こりゃ結構大事ですよね。
まぁ、残念ながらこの物語で泣けるほど私は心が綺麗ではなかった様だが、
それでも性善説を信じてみたくなるような物語だなぁ。
(あ、そういや私そうでなくても性善説支持派でした。)
あとはこれ、装丁の齎した勝利。
★★★★(星の王子様愛好家の皆様、ごめんね)
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