腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫 も 48-1)
2007年9月6日 ★★★★☆ コメント (4)
ISBN:4062757419 文庫 本谷 有希子 講談社 2007/05/15 ¥470
友人が本谷有希子は素晴らしい、と褒めるのでまずは一冊。
映画化されるらしいですね。
妹に『容姿以外は何も持ってないのに』と冷めた目で見られながらも
自分は特別だ、信じ抜く女優・澄加のお話。
なんだかこういう自意識過剰・自信過剰・過自己愛の女って
小劇団に山ほど居そうだな、と思いながら読む。
いや、私割と小劇団の観劇好きなんだけどさ。
著者も嫌って程見てるんだろうなぁ。
いやむしろ本人が少なからずこんな感じ?
自己愛過多の澄加に振り回される家族がどこか滑稽で可笑しい。
特に澄加に負い目のある(この辺は実際に読んで欲しい。ちょっと面白いから)妹からの
視線は冷めているようで、妙に熱がこもっていて、それもまたオカシイ。
それに何より188ページからの展開はもう最高。
スカッとしたね。ビバ!カタルシス!
いや、良い娯楽作でした。タイトル負けしてるとは思うけど。
追記:映画はサトエリが澄加やるそうで。プププ。
あと、待子が永作はちょっと納得できまっせん。
兄ちゃんの永瀬も納得できーん。
密かに私の脳内ではキム兄に変換されていた
★★★★☆
友人が本谷有希子は素晴らしい、と褒めるのでまずは一冊。
映画化されるらしいですね。
妹に『容姿以外は何も持ってないのに』と冷めた目で見られながらも
自分は特別だ、信じ抜く女優・澄加のお話。
なんだかこういう自意識過剰・自信過剰・過自己愛の女って
小劇団に山ほど居そうだな、と思いながら読む。
いや、私割と小劇団の観劇好きなんだけどさ。
著者も嫌って程見てるんだろうなぁ。
いやむしろ本人が少なからずこんな感じ?
自己愛過多の澄加に振り回される家族がどこか滑稽で可笑しい。
特に澄加に負い目のある(この辺は実際に読んで欲しい。ちょっと面白いから)妹からの
視線は冷めているようで、妙に熱がこもっていて、それもまたオカシイ。
それに何より188ページからの展開はもう最高。
スカッとしたね。ビバ!カタルシス!
いや、良い娯楽作でした。タイトル負けしてるとは思うけど。
追記:映画はサトエリが澄加やるそうで。プププ。
あと、待子が永作はちょっと納得できまっせん。
兄ちゃんの永瀬も納得できーん。
密かに私の脳内ではキム兄に変換されていた
★★★★☆
コメント
ヒミツに書いてあるやつ、最近色んなところで見かける気がします。ためしにLarkNoFlyで登録してみました。使い方よくわからないけど。
こりゃー娯楽作ですね。
その場で楽しかっあ、忘れた、それでいいのだと思うよー(笑)
テュイッター、っと、トゥイッターですね。
初心者の私には繭さんが見つかりません( ; ゜Д゜)
誰かと絡みたいのにぃぃぃぃぅ。
http://twitter.com/LarkNoFly
ですよん。予期せず暗い言葉満載になってしまってますが…。
気軽な感じで結構面白いよね。